ルアーをうまく投げられないせいか、魚が釣れなくてあきらめそうになっていませんか?実は、ルアーを投げる(キャストする)ためには、正しい動作を覚えておくことが重要です。
正しい動作を知らない人はかっこよく投げられないので、なんだかどんくさく見えてしまいますよね。管理人も、正しい投げ方を覚えてから、ルアーがきれいに飛ぶようになり、自然と魚も釣れるようになりました。
そこでこの記事では、釣り初心者の方に向けてルアーの基本的な投げ方をわかりやすく解説し、釣果をあげるテクニックも紹介します。この記事を読めば、かっこよくルアーを投げられるようになり、魚が釣れるようにもなりますよ。
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ルアーの投げ方の種類
ルアーの投げ方には、
- 上から
- 横から
- 下から
の大きく3種類があります。
まずは、3種類の投げ方について紹介します。
オーバーヘッドキャスト(上投げ)
最もオーソドックスなルアーの投げ方が、オーバーヘッドキャストです。エサを使った投げ釣りなどでも使用されます。
基本的なオーバーヘッドキャストでも遠くへキャストすることが可能ですが、より飛距離を出すためにペンデュラムキャストという投げ方を使用することもあります。
初心者の方は、まずは基本的なオーバーヘッドキャストから覚えましょう。
サイド(ハンド)キャスト(横投げ)
屋根や木などの障害物が上にある場合や、オーバーヘッドキャストの軌道上に障害物がある場合など、オーバーヘッドキャストが難しいときに使われるのがサイド(ハンド)キャスト。
利き手側から投げるのをフォアハンドキャスト、逆側から投げるのをバックハンドキャストといいます。
アンダーキャスト(下投げ)
オフショア(船)や、一部足場が高くオーバヘッドキャストが禁止の場所などで使用されるのが、アンダーキャストです。使用する場面が限られるため、覚えるのは必要になってからで問題ありません。
ルアーの投げ方を覚えるならスピニングタックルからはじめるのがおすすめ!
初心者は、スピニングタックルでキャストの練習をしましょう。
ルアーフィッシングは、スピニングタックルかベイトタックルのどちらかで行われるのが主流です。しかし、ベイトタックルは初心者がいきなり扱うのは難しく、トラブルが起きて釣りどころではなくなる可能性が高くなってしまいます。
まずは扱いやすいスピニングタックルで釣りの基本的な動作に慣れ、必要になってからベイトタックルに挑戦してみましょう。
初心者でも簡単!基本となるオーバーヘッドキャストの投げ方
基本的なオーバーヘッドキャストは、よく見る投げ方でもあるため、なんとなくできそうな気もしますよね。しかし、正しい投げ方を知らなければ、ルアーが飛ばず失敗してしまうことも多いです。
そこで、基本的なオーバーヘッドキャストの投げ方を解説していきます。
オーバーヘッドキャストの投げ方|ポイントは垂らしにアリ!
では、さっそく基本的なオーバーヘッドキャストの投げ方を見ていきましょう。オーバーヘッドキャストは、以下の手順で行います。
- リールの付け根を握る
- ラインを押さえてベールを開ける
- タラシを作って構える
- ロッドを振り抜く
1.リールの付け根を握る
まずは、写真のように中指と薬指でリールの付け根を挟むようにロッドを握ります。
2.ラインを押さえてベールを開ける
そして、人差し指でラインを押さえ、ベールを開けます。
3.タラシを作って構える
〈基本的なオーバーヘッドキャスト解説1〉
周辺に人や障害物などがないかを確認し、ロッドを後ろに構えます。リールが上にある状態で、ロッドの角度は竿先を10時の方向に向けましょう。
そのままの状態で、垂れ下がってプラプラしているルアーが止まるのを一旦待ちます。
このとき、タラシ(竿先からルアーまでのライン)の長さも重要です。タラシは、竿先から第二ガイド(下から2番目のガイド)までの長さ分とりましょう。
難しい場合、もっと垂らしを短くし、少しずつ長くしてみましょう!
しかし、リーダーを付けている場合、結び目に注意!結び目が必ず竿先の外にある長さで垂らしをとってください!
4.ロッドを振り抜く
〈基本的なオーバーヘッドキャスト解説2〉
ルアーが止まったら、ロッドを前に振ってルアーを投げます。10時にあった竿先を、2時の方向に向けるようまっすぐロッドを振り、ラインを押さえていた人差し指を離せばルアーが飛んでいきます。
このとき、ロッドを握っている手の小指の下を支点に、逆の手でグリップエンドを胸の方に引くようにして、ロッドを振るのがポイントです。
また、ロッドを握っている手は余計な力を入れず、ロッドを支えながら、人差し指を離すことに集中させましょう。
オーバーヘッドキャストの注意点|指を離すタイミングが重要
基本的なオーバーヘッドキャストで重要なのが、人差し指で押さえたラインを離すタイミングです。タイミングさえあえば、力まずにそこそこの距離を出すことができます。
しかし、タイミングを間違えるとあまり飛距離が出ません。
〈キャスティングの軌道〉
早ければ大きく山なりの軌道、遅ければライナー軌道となり、ベストなタイミングのときよりも飛距離が落ちてしまいます。
だいたい2時くらいの角度にベストなタイミングがあるので、何度も練習して気持ちよく飛ぶベストタイミングをつかんでください。
風が強い日は、あえてライナー気味に飛ばすこともありますよ!
ルアーキャストのコツ|キャスティング練習の5つのポイント
ここまででルアーの投げ方を紹介しましたが、キャストを上達させるにはコツもあります。
そこで、キャストを失敗しないために、練習段階から確認するクセをつけたいコツを5つ紹介します。
投げたい方向に向かって真正面に立つ
初心者の方は、飛距離をかせぐより、ある程度まっすぐ狙った方向へ投げられるようになることが重要です。そのためには、投げたい方向に向かって真正面に立ちましょう。
このとき、投げる先に目標となる物を見つけ、ロッドを構えて真正面に立てているか確認するとなお良しです。
ルアーが糸に絡まっていないかチェックする
油断していると、ルアーのフックがラインにからむことがあったり、フックが別のパーツに引っかかってしまうことがあったりと、投げる前からトラブルが起きていることがあります。
キャストの飛距離やルアーの泳ぎに悪影響が出てしまうので、キャストする前にルアーをチェックしておきましょう。
垂らしの長さを調整する
ベテランはルアーを回収しながら垂らしを作り、すぐ次のキャストができますが、初心者の方には難しいです。
必ず都度垂らしの長さを確認してからキャストの動作に入りましょう。
周囲に人がいないか、障害物がないか確認する
キャスティングとは、オモリの付いた針をブン回している危険行為に他なりません。
ケガをさせないためにも周囲に人がいないかを確認し、さらに、キャストの動作上で障害物となり得るものがないかもあわせて確認しましょう。
ベールの開け忘れをチェックする
キャスト前、最後に確認しておきたいのが、ベールの開け忘れ。
ベールを閉めたままキャストすると、当然ルアーは飛ばず、竿先を支点に回転し、自分の方へ飛んできます。キャスト時の勢いが乗ったスピードで飛んでくるため、とても危険です。
もしくは、ラインが切れ、ルアーだけ飛んでいく場合もあります。どちらのパターンも避けたいので、ベールを開け忘れていないか、確認してからキャストをしましょう。
ルアーをより遠投させる方法|ルアーが飛ばない原因とは?
ある程度ルアーをキャストできるようになったら、もっと飛距離を伸ばしたくなる方も多いです。
そこで、ルアーキャスティングの飛距離を伸ばす方法について紹介します。
竿のしなりを意識する
飛距離の出るキャストをしたいなら、力まないことが大切。竿を力いっぱいブン回すのではなく、ルアーの重みでしっかりとしならせ、反発力(真っ直ぐに戻る力)ではじき飛ばすイメージでキャストすることが重要です。
ゴルフのスイングでも同じようにいわれますが、釣竿も重みで曲がるように設計されているので、曲がって戻る力を最大限利用しましょう。
動作のスピードを少しずつあげる
釣竿のしなりを利用できるようになったら、キャストの動作スピードを上げてみましょう。
とはいえ、右手で思い切り押すのではなく、左手で引くスピードを上げてみてください。いままでより竿先にルアーの重みが乗り、竿がいっそう曲がるようになります。竿が曲がった分、飛距離も伸びます。
コントロール可能な範囲で少しずつ左手のスピードを上げ、キャスト範囲を広げていきましょう。
オーバーヘッドキャスト応用編!ペンデュラムキャストで飛距離アップ!
基本的なオーバーヘッドキャストでここまでマスターできたら、ペンデュラムキャストにも挑戦してみましょう。
ペンデュラムキャストとは、ルアーを(ペンデュラム=)振り子のようにしてロッドの反発力をかせぐキャスト方法です。基本的なオーバーヘッドキャストとの違いは、ルアーを投げる直前の動作にあります。
〈ペンデュラムキャスト解説〉
基本的なオーバーヘッドキャストではルアーが止まるのを待ってからキャストしましたが、ペンデュラムキャストではルアーを振り子のように動かします。
そして、ルアーが一番外側へいき、遠心力でロッドに重みがかかったタイミングでルアーをキャストします。
垂らしは竿先から第一ガイド(一番下の大きなガイド)までの長さ分とりましょう。
■ペンデュラムキャストのおすすめ解説動画
他の動作は基本的なオーバーヘッドキャストとかわりませんが、たったこれだけで、グンと飛距離が伸びます。飛距離を伸ばすコツは、キャストをはじめるタイミングをつかむことです。
振り子のように動くルアーが一番外側で一瞬ピタッと止まったタイミングが、ロッドに最も重みがかかるタイミングです。ここでキャストができるようになれば、100mも夢ではありません。
キャストがしやすいルアーはある?|遠投させるならメタルジグがおすすめ
キャスト初心者の方は、メタルジグを使用するのもおすすめです。メタルジグは金属でできたルアーなので、とてもキャストしやすく、うまく投げられれば飛距離も段違いになります。キャストの感覚をつかむにはぴったりのルアーです。
もちろん、幅広い魚種が反応するルアーなので、釣果も期待できるのもポイント。初心者の方は、扱いやすいセンターバランスのオーソドックスなメタルジグか、巻くだけで使えるタイプのメタルジグがおすすめです。
おすすめメタルジグ①|ジグパラ ショート/メジャークラフト
リンク
おすすめメタルジグ②|マキッパ/メガバス
リンク
管理人のおすすめカラーは、「イワシカラー(青+銀)」と「赤金」!
キャストしたあとに必要なことは?|釣果をアップさせる3つのテクニック
うまく投げれたら一安心…している暇はありません。実は、キャスト直後のちょっとしたテクニックで、釣果が大きく変わります。
ここでは、キャストした直後にできると釣果につながる3つのテクニックを紹介します。
サミング(フェザーリング)
サミング(フェザーリング)とは、指を使って糸の放出にブレーキをかけるテクニックのことです。
と、思う方もいるでしょう。
キャストしたあとラインを放っておくと、リールに巻いてある糸が浮いてたわんでしまいます。(厳密にいえば、ルアーが風や水の抵抗を受けると、勢い余ってラインだけ放出される現象が起きます。)
たわみはリールの中で糸が絡まる原因となるので、そうならならいようにするのがサミングです。
こんな風に、キャストしたあとに人差し指を軽くあて、無駄なラインが出ないようにします。
人差し指が難しい場合、逆の手の親指を使うという方法もあります。
このようにすれば、無駄なラインが放出されません。キャスト後はサミングするクセをつけ、ライントラブルを防ぎましょう。
どういうことかよくわからない人は、トイレットペーパーを勢いよく引いてみましょう!やってみると、まだ引き出していない部分もたわんでしまうことがわかると思います!
糸でこれが起きると、絡まってしまう原因となるので大変です!
底をとる(着底)
釣りの基本であり、奥深いテクニックのひとつが「底をとる」こと。要は、ルアーが海底に到達したことを確認するだけのことですが、底をとれずにルアーを放置すると、根がかりします。
やり方は簡単です。重要なのは、先ほど紹介したサミング。サミングをしていれば、着底と同時にラインの放出が止まります。
たったこれだけの作業ですが、サミングを忘れると、ラインが風に煽られていつまでも放出が止まらなくなるため、底をとれません。必ずサミングをして、着底を確認しましょう。
エサ釣りでも、同じように着底を確認しますよ!
カウント
ルアーフィッシングは、ある意味で魚を探す釣りです。魚が泳いでいる層でルアーを動かせなければ、釣果をあげるのは難しくなります。そこで重要になるのが、カウントというテクニックです。
水の中は大きく3つに分割され、それぞれ上から「表層」「中層」「底層(ボトム)」といいます。表層やボトムならなんとなく狙えるかもしれませんが、中層を狙うのは難しいですよね。
中層を狙うためには、まず1回目のキャストで着水から着底までの時間をカウントします(等間隔であれば、1カウント/1秒である必要はないです)。
例えば、着底までが15カウントだった場合、2回目のキャストで6〜10カウントの間でルアーを動かしはじめれば、中層でルアーを泳がせることが可能になるわけです。
同様に、細かくカウントしながら釣りをすることで、ルアーがどの層を泳いでいるのかがわかります。魚がいる層を見つけたら、あとは同じカウントの層を狙うだけです。
ルアーフィッシングのエキスパートたちは、「◯カウントの層」とさらに細かく分け、どこの層に狙いの魚がいるか探り、見つけたらその層にルアーを落とし続けます。
だから、何匹も釣り上げることが可能なんです!
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