「釣りって一人でもはじめられる趣味なの?」と不安に思っていませんか?
確かに釣りははじめるまでに知っておくべきことも多いですが、一人で楽しむことができるアウトドア遊びです。
そこでこの記事では、一人で釣りをはじめるための手順について詳しく解説していきます。おすすめの釣具や他に読んでおいてほしい記事なども紹介しているので、この記事を参考に釣り人デビューしてください!
初心者でも簡単!一人で釣りを楽しもう|一人釣りの始め方ガイド

最初に釣りを始める方は、用語やルールを理解することが大切。まずは用語や釣り場のルールといった基礎知識について解説します。
最初に知っておきたい釣り用語
釣りはさまざまな層から人気のある趣味ですが、はじめるなら釣りの専門用語についてある程度知っておくとよいです。まずは釣具に関する以下の用語だけでも覚えておきましょう!
〈代表的な釣り道具の名前〉
- ロッド…釣り竿のこと
- リール…釣り竿に付ける糸巻き機のこと
- ライン…釣り糸のこと
- 仕掛け…釣り方ごとに組まれた釣り針と釣り糸を組み合わせたシステムのこと
- ルアー…擬似餌のこと
一人釣りに最適な場所の選び方|予備知識・リサーチ方法
初心者の方でもしっかり場所選びをすれば一人で釣りを楽しめます。
釣り場にもさまざまな場所がありますが、まずはアクセスしやすく、海ならアジやイワシのように狙いやすい小さな魚が釣れる場所を選ぶとよいです。
また、設備やサービスが充実している釣り施設は、初心者の方は狙い目です。
トイレやベンチなどが完備されていることも多く、場所によってはタックル(釣り竿などの道具一式)がレンタルできる釣り施設もあるので、できるだけ快適に過ごせる場所を探してみましょう。
釣り場のルール|許可証・申請方法
釣り場の中には、釣りをする上でルールを設定している場所があります。
例えば、河川などに多いのが釣りするために許可(遊魚券の購入)が必要であったり、「撒き餌禁止」や「ルアー禁止」のように使用するエサに制限があったりなど、釣り場に行く前に必ず確認しておきましょう。
また、釣った魚を持ち帰る際に注意が必要なケースも。魚の種類や大きさによって、持ち帰ることが許可されていないものもあります。
あらかじめ釣り場の公式サイトで許可証の有無や申請方法について調べ、釣り場でのトラブルを回避しましょう。
釣りのテクニックやコツを一人でマスターする方法
釣りを楽しむためには、一人でもテクニックやコツをマスターすることが大切。まずは魚の種類や釣り方などについて、事前に調べておくとよいでしょう。
釣り方などを調べるなら、釣り動画をチェックするのが一番簡単です。釣りビジョンVODなら、7,000本以上の釣り動画が今なら14日間無料で楽しめるのでおすすめ!
また、実際に釣りを続ける際には自分のペースを掴むことも大切。釣果を出すためにも自分自身で考え、試行錯誤し、急がず自分のペースで釣りを楽しみましょう。
もし可能であれば、釣り場で出会った他の方と交流もしてみてください。時にはアドバイスをもらえたり、お互いの経験を共有できたりと、より多くのことを学ぶ機会を得られることもありますよ!
釣りを楽しむためのヒントとコツ

一人で釣りを楽しむためには入念な準備が必要。そこで、釣りに行く前に用意しておきたい準備について紹介します。
一人釣りのスケジュール管理とタイムマネジメント
一人釣りは、自分の時間を有効活用して釣りを楽しむことができる素晴らしいアクティビティです。しかし、時間の管理やスケジューリングをうまく行わないと、釣りの楽しさが半減することもあります。ここでは、一人釣りにおいてのスケジュール管理とタイムマネジメントのポイントを紹介します。
日程の確認
釣りに行く際は、以下の項目を事前にチェックしておくとよいです。
- 天気予報…天候によっては快適に釣りが楽しめません。はじめのうちは雨や雪などの悪天候時は避けて釣りを楽しみましょう。
- 風向き…横風の強い日は、快適に釣りが楽しめません。できるだけ追い風、もしくは向かい風で風の弱い日を選びましょう。
- 潮汐表…潮の満ち引きは魚の活性に大きく影響します。とはいえ、初心者のうちは満ち引きのどのあたりで魚が釣れたかチェックしておくくらいでよいでしょう。
釣りに行く日を迷っているなら、上記を参考に最適な日程を選ぶのもアリ!天候や潮汐などによって魚の行動パターンは大きく変化するので、釣り場のクセを掴むためにも必ずチェックしましょう。
≫天気予報をチェックするならtenki.jpや無料情報アプリ・スマートニュースが便利!
時間割り当て
釣りをする際は時間を決めておくことも重要。過度に長時間釣りをすると疲れてしまいますし、釣果も期待できないこともあります。
あらかじめ釣りをする時間を決め、計画的に撤収できるようにしておくとよいでしょう。
準備時間の確保
釣りに行く前には、準備を整えることも重要。準備時間もスケジューリングしておきましょう。
必要なものを漏らさず準備することで、釣りの楽しさを最大限に引き出すことができますよ!
一人釣りを快適に楽しむためのアウトドア用品
釣りもアウトドア遊びの一種なので、適切なアウトドア用品を持っておくと何かと便利です。
例えば、場所によって濡れたり、泥だらけになることもありますので、防水・透湿性に優れたシューズとウェアが必要です。
また、釣り場によってはキャンプチェアー、レジャーシートなどがあると快適に過ごせるでしょう。そのほか、防虫スプレーなどもあると便利です。
釣り初心者のための一人釣りのおすすめスポット

海釣り、川・池・湖(淡水)釣り、遠征釣りなど、一人釣りでも様々なスタイル楽しめます。自分のスタイルや希望する魚種などを考慮して、適したスポットを見つけましょう。
海釣りのおすすめスポット
海釣りを楽しむなら、漁港や釣りができる公園を利用するのがおすすめ。どちらも足場がしっかりしていることが多いので、安全な場所で楽しめるでしょう。
葛西臨海公園(東京都江戸川区)
所在地 | 東京都江戸川区臨海町6丁目 |
---|---|
営業時間 | ー |
料金 | ー |
駐車場 | ◯(有料) |
トイレ | ○ |
レンタル竿 | ー |
最寄駅 | JR京葉線 葛西臨海公園駅 |
狙える魚種 | シーバス、黒鯛、イシモチ、ハゼ、etc… |
公式サイト | 葛西臨海公園 |
家族連れにも人気の葛西臨海公園は、河川沿いのスペースで釣りを楽しめます。なお、投げ釣りは禁止となっているので注意しましょう!
≫関東のおすすめ釣り場を紹介している記事もあるので、釣り場を探している方はそちらもぜひお読みください。

川・池・湖(淡水)釣りのおすすめスポット
川や池、湖といった淡水の釣りに挑戦するなら、まずは近場の管理釣り場からはじめるとよいです。基本的にトイレなども完備されているので、安心して釣りを楽しめます。
早戸川国際マス釣場・リヴァスポット早戸(神奈川県相模原市)
所在地 | 神奈川県相模原市緑区鳥屋3627 |
---|---|
営業時間 | 早戸川国際マス釣場 6:00~17:00 リヴァスポット早戸 6:00~19:30 (※冬季 6:00~17:00) |
料金 | 【早戸川国際マス釣場(エサ釣り)】 3,500円/1日 (釣り堀 1匹400円)【リヴァスポット早戸(ルアー・フライ・テンカラ釣り)】 1日券 大人:4,700円 小学生以下:3,500円 半日券 3,500円 アフタヌーン券 大人:4,700円 小学生以下:3,500円 イブニング券 3,500円 ナイター券 2,400円 |
駐車場 | ◯(無料) |
トイレ | ○ |
レンタル竿 | ◯(早戸川国際マス釣場:300円/1本・エサ300円〜、リヴァスポット早戸:ルアー竿・リール・テンカラ竿・テンカラ糸 各500円) |
最寄駅 | 横浜線・京王線 橋本駅(アクセス)
小田急線、本厚木駅(アクセス) |
狙える魚種 | ニジマス、etc… |
公式サイト | 早戸川国際マス釣場・リヴァスポット早戸 |
釣りにバーベキューにと遊び尽くせる早戸川国際マス釣場・リヴァスポット早戸は、人気の管理釣り場です。釣り方が幅広く選べ、川釣り入門にぴったり!
遠征釣りのおすすめスポット
近所に手頃な釣り場がなかったり、旅行などを絡めて釣りを楽しみたい方は遠征釣りがおすすめ。
以外にも、近くに釣り場がある宿や、中には釣り船を手配してくれる宿などもあるので、さっそく好みの旅行プランがあるかチェックしてみましょう!
一人釣り初心者におすすめのグッズと装備

ここからは、気になる釣具についての解説です。
釣り竿・リール・フック・糸・エサなどの必須グッズ
初めての釣りに行く際には、必要なグッズと装備を用意することが大切です。ここでは、初めての釣りに必要なグッズと装備についてご紹介します。
釣り竿の選び方と使い方
釣りを始めるなら、まずは釣り竿が必要です。初めての釣りに行くはは、短めの釣り竿が扱いやすいでしょう。
また、海で使える万能竿を探しているなら、エサ釣りのみを楽しみたいなら磯竿もおすすめできますが、ルアーもエサも万能にこなせるエギングロッドが最初の1本目にはおすすめです!
≫初心者向けにおすすめの釣り竿を紹介している記事もあります!

おすすめのエギングロッド|エギングX/DAIWA
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リールの選び方と使い方
次に、必要となるのがリール。リールには、釣り糸の巻ける量や糸の巻き取り速度(後ギア比)などが異なるものがあります。
初めての方は、ナイロンライン3号が100m以上巻けるサイズの大きさから選ぶとよいです。
≫初心者向けにリールを解説している記事もあります!

おすすめリール|レブロス LT3000-CH/DAIWA
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釣り糸の選び方と使い方
糸付きではないリールを選んだ方は、釣り糸も必要です。
釣り糸は、用途によって必要な素材や太さが異なります。海釣りを幅広く楽しみたい方は、ナイロンラインの3号を巻くとちょうどいいのでおすすめです。
ルアー釣りを中心に考えている方は強度の強いPEラインも選択肢に入ると思いますが、まずは扱いやすいナイロンラインからスタートするとよいでしょう。
おすすめライン|カーボナイロンライン 3号 CN500 500m/DUEL
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仕掛け・エサ(ルアー)の選び方と使い方
釣り竿やリールを揃えたら、仕掛けやエサもそろえましょう。
仕掛けやエサは、魚の種類や釣り場に合わせて選ぶのがセオリーですが、初心者の方は簡単に仕掛けがセットできて、エサとなるコマセを撒き餌するだけで釣りができるサビキ釣りがおすすめ。
まずはサビキ釣りからはじめ、慣れてきてからさまざまな釣りに手を広げていきましょう!
≫サビキ釣りについて解説している記事もあります!

おすすめサビキ釣り仕掛けセット|リアルアミエビ
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おすすめコマセ|アミ姫
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人気のタイラバを例に一人釣りを楽しむヒントを紹介
タイラバ釣りは一人釣りにも人気のスタイルの1つですが、上記の道具選び方法とは異なる部分が多いスタイルです。そこで、タイラバ釣りを楽しむための道具選びの方法をご紹介します。
リールの選び方
タイラバ釣りでは、スピニングリールではなくベイト(両軸)リールを使うのが一般的。
地域や季節によって必要なリールの大きさは異なりますが、だいたいPEラインが200m以上巻けるベイト(両軸)リールを選ぶと幅広いタイラバに対応できます。
また、ベイト(両軸)リールは左巻き・右巻きが交換できません。購入時に選ぶ必要があるので注意しましょう。
おすすめタイラバリール|エンゲツ BB/SHIMANO
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ロッドの選び方
タイラバロッドは、地域や釣れる鯛の大きさにあわせて選ぶのが一般的。
ボート釣りなどで幅広く使用したい方は、Max100〜150gのタイラバが扱えるロッドを選ぶのがおすすめです!
おすすめタイラバロッド|ソルパラX SPXJ-B692MLTR/ST/Major Craft
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ラインの選び方
タイラバ釣りでは、0.6〜0.8号くらいのPEラインが使用されることも多いです。しかし、初心者の方は少し太い1.0号のPEラインをおすすめします。
1.0号のPEラインなら、少し大きな魚がかかっても安心してやりとりができますよ!
また、リーダーにはフロロカーボンラインの20lbを使用すると丁度良いのでおすすめです。
≫ルアーフィッシングで使うラインの結び方をまとめた記事もあるので、リーダーの結び方が気になる方はそちらの記事もお読みください。

おすすめPEライン|タナトル4/SHIMANO
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おすすめリーダーライン|フロロショックリーダー 20m 5号 20lb/ヤマトヨテグス
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ルアーの選び方
タイラバ釣りでは、タイラバという専用のルアーを使用します。重さは地域によっても異なりますが、まずは100gのタイラバなら底がとりやすいのでおすすめです。
おすすめタイラバ|鯛乃実 100g/Major Craft
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以上が、タイラバ釣りのヒントです。釣りに出かける前に、これらのヒントを確認してから釣りに出かけましょう。
釣りバッグ・キャップ・サングラス・防寒具などの装備
最後に、雨に備えた防水服や、冬であれば寒さに備えた防寒ベストなど、快適に釣りをするため季節や天候にあわせた服装も用意しておくとよいでしょう。
また、キャップやサングラスなど、日差しや誤って飛んでくる釣り針などから身を守ってくれるアイテムも必要です。釣りを楽しむ上で、身体保護と快適さの確保に役立ちます。
≫釣りにおすすめな日焼け止めクリームをまとめた記事もあるのでそちらもあわせてお読みください。

釣れた魚をどう扱うか?|スマートな魚の持ち帰り方法
魚は、釣れたあとにどのように扱うかが大切です。クーラーボックスを使い冷たいまま魚を保管すれば、痛みを抑えて魚を持ち帰れます。
おすすめクーラーボックス|ークールキャリー2 S2500/DAIWA
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場合によっては魚群探知機も有効!?
ボート釣りをする方などは、魚群探知機があると便利な場面も多いです。とはいえ、初心者の方が揃える道具としては優先順位は後回しでOK。
まずはタックルなどの必要な道具を揃え、魚群探知機は問題なく釣りを楽しめるようになってから導入を検討しましょう。
おすすめ魚群探知機|PS-611CN2/HONDEX
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釣り中に起きたトラブルの対処法|一人釣りで注意するポイントは?

釣りをしているち、トラブルが起きることもあります。例えば、リールの故障や釣り竿の折れなど。このようなトラブルが起きないためにも、準備についての補足説明をしていきます。
釣り道具の状態をチェック!
買ったばかりの釣具であれば考えにくいところもありますが、釣具は使っているうちに消耗し、最終的には壊れてしまうことがあります。
釣り場について壊れていた、なんてことがないように、釣りに出かける前には道具の状態を確認し、必要あれば道具を買い足しておくとよいでしょう。
現地の足場をチェック!
釣り場によっては、ぬかるみや磯場などのように、普通のスニーカーでは滑りやすく足場が安定しない場所もあります。
もちろん、そういった場所はあまり初心者向けの釣り場ではありません。
しかし、下調べなしに釣り場に行くとそういった危険な場所にあたってしまうこともあるため、釣り場を調べる際は現地の足場も必ずチェックしておきましょう。
安全装備
釣りをする際は、安全のためにライフジャケットの着用がマストです!
おすすめは、身近な釣り場でもボートでも使用できる桜マークのついたライフジャケット!一つもっているだけで、さまざまな場所で釣りを安全に楽しめます。
おすすめライフジャケット
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釣りの記録・ブログ・ソーシャルメディアへの投稿

釣りをすることで得られた経験は、記録に残すとよいです。
釣れた魚やロケーションなどを写真にとり、ブログやソーシャルメディアなどを使って共有すると、自分の成長記録を残せるだけでなく、他の釣り好きの方との交流の場を作るきっかけにもできるでしょう。
一人ではじめた釣りでも、仲間を作ってさらに楽しむこともできますよ!
釣りを通して楽しむためのアイデア

釣りは楽しいアウトドアの一つですが、釣りと一緒に楽しめる遊びもあるのでアイデアをいくつか紹介します。
焚き火
釣り場で釣った魚を焼くにあたり、焚き火をすればさらに楽しむことができるでしょう。焚き火なら、釣り仲間と一緒にも楽しめます。
BBQ
釣り場によってはBBQ施設が併設され、釣った魚を美味しく食べることができます。BBQの準備は施設側で行なってくれることも多いので、手軽に楽しめるでしょう。
晩酌を楽しむ
釣り場から帰ってから晩酌を楽しむことで、リラックスして疲れを取ることができます。魚は刺身や塩焼きなど、さまざまな調理法で楽しめますよ!
釣り場周辺を散歩
釣り場周辺を散歩することで、自然を楽しんだり、釣り場の様子を見ることができます。また、新しい釣り場を発見することもできるでしょう。
一人釣りのアクションプランの作り方まとめ
最後に、まとめとしてアクションプランの作り方をまとめておきます。
- 釣り場の検討…公式サイトの情報などを活用しましょう。
- 装備の確認…必要な装備を確認しましょう。ロッド、リールなどが必要です。
- 天候予報の確認…天候予報を確認することで、釣りに最適な日程を探します。
アクションプランを作成することで、釣りをスムーズにはじめられますよ!
さっそく取り組みはじめ、あなたも釣り人の仲間入りをしてください!
また、釣り動画をたくさんチェックし、釣りをするイメージを作って準備しておいてくださいね!
※掲載情報は、2023年2月時点のものです。
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