「サビキ釣り」をすすめられたけど、どんな道具が必要かわからず困っていませんか?
サビキ釣りをするためには、道具を不足なくそろえることが重要!道具が足りないと、釣り場に到着しても釣りができないという事態が起きてしまいます。
この記事では、サビキ釣りに必要な道具を紹介し、それぞれの使い方を解説していきます!この記事を読めば、はじめてのサビキ釣りでも、釣り場で困らずに楽しむことができますよ!
サビキ釣りの道具を集めれば、あなたも釣り人の仲間入り!
サビキ釣りってどんな釣り?

サビキ釣りは、撒き餌をして寄ってきた魚を釣りあげるタイプの釣りです。簡単で釣果が期待できるため、初心者からベテランまでさまざまな釣り人から人気があります。
サビキ釣りの種類
サビキ釣りには、以下のような種類があります。
- オーソドックスなサビキ釣り
- 飛ばしサビキ
- トリックサビキ
- ジグサビキ、etc…
初心者の方は、まずはオーソドックスなサビキ釣りからはじめるのがおすすめ!キャスティングなどの技術が必要ないため簡単で、釣果も期待できます。
サビキ釣りの楽しみ方や利点
サビキ釣りは、撒き餌の中にサビキ針(バケ針)を混ぜ込み魚に食わせる釣りです。通年楽しめますが、イワシやアジ、サバといった魚が釣れる夏の終わり〜秋が最も楽しみやすい時期になります。
サビキ釣りなら特別な技術などがなくとも釣果が出しやすく、初心者の方でも大漁が目指せるのがメリットといえるでしょう。
サビキ釣りの注意点やマナー
サビキ釣りで注意すべき点は、他の釣種より仕掛けの針の数が多いことがあげられます。使用する針が多いため、体に引っかかってケガなどをしないよう注意が必要です。
また、サビキ釣りで使用する撒き餌(コマセ)は周辺を汚してしまうことが多いもの。帰る際は周囲を確認し、汚れていれば必ず海水で流して掃除を行いましょう。
サビキ釣りに必要な道具一覧!
サビキ釣りでは、以下の道具を使用します。
<タックル>
- 釣り竿(ロッド)
- リール
- ライン
- サルカン(スナップ)
<仕掛け>
- サビキ針(バケ針)
- アミカゴ
- オモリ
<エサ>
- コマセ
釣り竿や仕掛け、エサといった基本的な道具があればサビキ釣りは可能ですが、以下のような道具もあった方が望ましいです。
<その他の道具>
- プライヤー・フィッシュグリップ(魚バサミ)
- バッカン(バケツ)
- タモ網
- クーラーボックス
<安全のための道具>
- ライフジャケット
- 帽子・サングラス
クーラーボックスや帽子、サングラスなど、すでに持っているものがあるなら、買い足す必要はありません。まずは手持ちのものを使い、壊れたり欲しくなったりしたタイミングで買い足しましょう。
そして、サビキ釣りならではの、あると便利な道具もあります。
<あると便利な道具>
- コマセスプーン
- スカリ(活かしビク)
- アジ締めピック
- タオル・ウェットティッシュ
必須ではありませんが、快適にサビキ釣りを楽しみたい方は検討するといいでしょう。
サビキ釣りに必要なタックル!

釣りをするなら、「タックル(釣り竿+リール)」選びが重要!
そこで、サビキ釣りにぴったりのタックルを紹介します!
釣り竿(ロッド)
サビキ釣りをするなら「磯竿」がおすすめ!太さ「3号」、長さ「350〜450cm」くらいなら、扱いやすい上にほかの釣りでも使用できます。
ルアーロッドの場合、「30g前後」までの重さに耐えられるロッドであれば、問題なくサビキ釣りが可能です。
■管理人イチオシの磯竿!
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リール
サビキ釣り用のリールには、「スピニングリール」がおすすめ!
釣具3大メーカー各社のおすすめ番手は以下の通りです。
- シマノ…「C3000」
- ダイワ…「LT3000-C」(もしくは、旧2500番台)
- アブガルシア…「2500」
だいたい「2500〜3000番」で選べば、サビキ釣りをはじめとした、幅広い釣種に対応できます。
ギア比は、選べるなら「ノーマルギア」がおすすめです!
釣種専用のリールもありますが、サビキ釣りなら「汎用タイプ」がおすすめ!
■管理人イチオシの糸付きリール!
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ライン
サビキ釣りには、「ナイロンライン」がおすすめ!
とにかく扱いやすいのが特徴で、ライントラブルが起きにくく、価格が安いのも魅力です。
太さは「3号」を選びましょう!
■管理人イチオシのナイロンライン!
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サルカン(スナップ)
仕掛けとラインは直結することもできますが、「スナップ付きサルカン」があると便利!仕掛けの交換がラクになります。
サイズは「10」号くらいが扱いやすいのでおすすめ!
■管理人イチオシのスナップ付きサルカン!
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サビキ釣りに必要な仕掛け!

サビキ釣りを楽しむためには、「仕掛け」選びも重要です。
ここでは、サビキ釣りに必要な仕掛けを紹介し、それぞれ選ぶ際のポイントも解説します!
サビキ針(バケ針)
サビキ釣りでは、専用の「サビキ針(バケ針)」を使用します。
サビキ針を選ぶ際は、「針の大きさ」に注意が必要。魚の大きさに合わせて選ぶのが一般的ですが、初心者の方が正確に選ぶのは難しいでしょう。
例えば、人気の対象魚である「アジ」なら、ざっくりとした目安は以下の通りです!
- 小アジ…〜4号くらい
- 中アジ…〜7号くらい
- 大アジ…8号〜
針の大きさがマッチしていないと、バラしにつながります。そのためベテランは複数のサビキ針を持っていき、状況にあわせて付け替えをしています。
とはいえ、最初から臨機応変に対応するのは難しいでしょう。
初心者の方は、まずは「5号」あたりがおすすめ!幅広い時期・場所で対応できます。
釣り場の主のようなベテラン陣や釣具屋の店員は、その時期・その釣り場でどれくらいの針が必要か知っています!慣れてきたら話しかけて聞いてみましょう!
■管理人イチオシのサビキ仕掛け!
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アミカゴ
エサとなるコマセを入れ、撒き餌するための道具が「アミカゴ」です。
アミカゴにはサビキ針より上に取り付ける「上カゴ」タイプと、下に取り付ける「下カゴ」タイプがあります。製品によって異なる場合もありますが、概ねそれぞれのメリットやデメリットは以下のようになっています。
上カゴ | 下カゴ | |
メリット |
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デメリット |
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|
初心者の方は、着底がわかりやすい下カゴタイプがおすすめです。
しかし、水深がだいたい10m以上ある釣り場では、下カゴタイプだと底に着く前にコマセがなくなってしまうので注意も必要!水深の深い場所では上カゴタイプを使いましょう!
上カゴにはネットタイプのものもありますが、上カゴのメリットが活かせないので、あまりおすすめしません!
また、下カゴタイプの中でも、「パクっ!」とコマセを補充できるアミカゴが便利です!
■管理人イチオシのアミカゴ!
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■面倒な方にはセットのサビキ仕掛けも!
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オモリ
オモリ一体型の下カゴタイプを使うなら不要ですが、上カゴタイプを使用する場合には別途オモリも必要です。
「ナス型」の「5号」あたりのオモリがおすすめ!
■管理人イチオシのオモリ!
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サビキ釣りに必要なエサ!

サビキ釣りで忘れてはいけないのが「エサ」です。
そこで、サビキ釣りで使用するエサについて解説します!
コマセ
サビキ釣りでは「コマセ」というエサを使います。コマセとは、アミエビという小さなエビのようなプランクトンを、撒き餌用に集めたもののことです。
1〜2時間程度/1人の釣りであれば「0.5kg」程度でも足りますが、3〜4時間/1人の釣りをする予定なら「1.0kg」はあった方がいいでしょう。
店頭には冷凍ブロックもありますが、初心者の方は解凍されているものが面倒がなくて使いやすいです。また、すり潰されているタイプより、アミエビの形が残っているタイプがおすすめ!
■管理人イチオシのコマセ!
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サビキ釣りに必要なその他の道具!

タックル、仕掛け、エサと、ここまでで想像つきやすい道具を紹介してきましたが、サビキ釣りをするには周辺道具も重要。
そこで、サビキ釣りに必要な、その他の道具を紹介します!
プライヤー・フィッシュグリップ(魚バサミ)
サビキ釣りでは、「アイゴ」などの毒針を持つ魚が釣れることもあります。釣れた魚を直接触らず処理するには、「プライヤー」と「フィッシュグリップ(魚バサミ)」が必要です。
どの魚が釣れても、「フィッシュグリップでつかみ」、「プライヤーで針をとる」ようにしましょう。
また、プライヤーのハサミ部分は、ラインのカットもできるので便利です!
■管理人イチオシのプライヤー&フィッシュグリップ(魚バサミ)!
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バッカン(バケツ)
サビキ釣りは、エサの補充で手が汚れることも多いもの。そんなとき、海水を汲み上げ、簡易手洗い場にできるのが「バッカン(バケツ)」。もちろん組み上げた海水で、生簀のようにすることも可能です。
また、サビキ釣りをしたあとは、こぼれたコマセで釣り場を汚してしまうことも多いです。そんなときはバッカン(バケツ)ですくった海水を使い、エサを洗い流してから帰るのがマナー!放置せず、掃除をしてから帰りましょう!
■管理人イチオシのバッカン(バケツ)!
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タモ網
サビキ釣りのメイン対象魚は、「アジ」や「イワシ」など比較的小さな魚です。しかし、時には「大サバ」や「イナダ」、「クロダイ」など、大きな魚がかかることもあります。
そのまま抜き上げるのが難しい魚がかかったとき、便利なのが「タモ網」。釣り竿に負担をかけすぎず、魚を釣り上げることが可能になります。
釣り場によって必要な長さは異なりますが、「5m」あれば多くの釣り場で対応可能です。
■管理人イチオシのタモ網!
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クーラーボックス
釣れた魚を鮮度よく持ち帰るには「クーラーボックス」が必要です。飲み物を冷やしたまま持ち込むことも可能になるので、重くても持ち込む価値があります。
初心者の方でも、最低「15L」以上のサイズがおすすめ。小さいと氷だけでいっぱいになるため、魚が入れられず不便なことが多いです。
魚を直接入れると臭いがとれないため、ビニール袋に入れてからクーラーボックスに詰めるのがおすすめ!
■管理人イチオシのクーラーボックス!
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サビキ釣りにあると便利な道具!

ここまでで必須の道具を紹介してきましたが、サビキ釣りならではの、あると便利な道具もあります。
そこで、サビキ釣りをより快適にする、安くて便利な道具たちを紹介します!
コマセスプーン
「アミ姫」などの注ぐタイプのコマセには不要ですが、「冷凍ブロック」などのコマセを使うなら「コマセスプーン」があると便利です!
コマセスプーンを使ってアミカゴにコマセを入れれば、直接コマセを触らずにエサの補充が可能になります!
■管理人イチオシのコマセスプーン!
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スカリ(活かしビク)
バッカン(バケツ)でも簡易生簀ができますが、少し時間が経つと魚が弱ってしまうことも多いです。「スカリ(活かしビク)」があれば、魚を生かしたままキープしておくことが可能!
釣れた魚を選別したい方や、少しでも鮮度よく持ち帰りたいという方におすすめです!
■管理人イチオシのスカリ(活かしビク)!
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アジ締めピック
釣った魚をよりおいしく食べるために必要なのが、「締める」という作業。脳締めする際に便利なのが「ピック」という道具です。
「おいしく食べるためには手間を惜しまない!」という方におすすめ!
アジなら、「氷締め」もおすすめ!
クーラーボックスに氷と海水を入れ、冷えた海水の中にアジを入れるだけで、簡単に締めることができますよ!
■管理人イチオシのピック!
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タオル・ウェットティッシュ
コマセは臭いが強く、触るとベタベタします。そのため、手を洗いたくなる場面が多いのもサビキ釣りの特徴。
バッカン(バケツ)に貯めた海水で手を洗ったあとは、「タオル」があると便利です。タオルがあれば、フィッシュグリップ(魚バサミ)でつかめない魚が釣れた場合、タオルを使って魚をつかむことも可能になります。
また、海水で手を洗うのに抵抗がある方は、「ウェットティッシュ」を持っていくのもおすすめです!
管理人はコマセの臭いが苦手なので、臭いが消えるティッシュをマストで持っていきます!
■管理人イチオシのウェットティッシュ!
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サビキ釣り道具の使い方!

道具をそろえ、早速サビキ釣りに挑戦しようと思っても、使い方がわからなければ魚を釣り上げることができません。
まずは、サビキ釣りの道具の使い方について解説します。
1.アミカゴにコマセを詰める

まずは、「コマセ」を「アミカゴ」の中に入れます。ポイントは、アミカゴの7分目くらいまでコマセを詰めること!
エサはケチっても集魚力が落ちてしまいますし、多すぎても出が悪くなるので注意しましょう!
2.水中でコマセをまく
上図のように、水中でアミカゴに入れたコマセをまきます。
サビキ釣りは、撒き餌で魚を寄せるタイプの釣りです。
アミカゴを海に投入し、竿をあおってカゴを振ると、勢いでコマセが水中に拡散されます。すると、コマセに気づいた魚が寄ってきたり、回遊の足を止めたりし、仕掛けに集まってきます。
3.寄ってきた魚を釣り上げる
コマセに気づいた魚が寄ってきたり、足を止めたりし、仕掛けに群がってきます。そして、エサとサビキ針を間違えた魚が針にかかって釣れます。
アミカゴでコマセを撒いたら、寄ってきた魚が「サビキ針(バケ針)」をエサと間違えて喰ってきたところを釣り上げます。
このように、とても簡単にできるので、サビキ釣りは幅広く人気があります。海釣り初心者の方は、サビキ釣りからはじめるのがおすすめです!
サビキ釣りで釣れる魚
サビキ釣りでは、さまざまな魚が釣れます。
季節や場所によっても異なりますが、代表的なのは以下のような魚です。
- アジ
- イワシ
- サバ
- カマス
- タカベ
- ウミタナゴ
- サッパ
そのほか、「イナダ」や「クロダイ」、「メジナ」などの大物がかかることもあります。一方で、「アイゴ」や「フグ」など、危険な魚がかかることも多いので、注意も必要です。
サビキ釣りで使うコマセは多くの魚の大好物なので、幅広い魚種に出会うことができるでしょう。
サビキ釣りに必要な安全装備と日焼け止め!

楽しくサビキ釣りをするためには、さらに準備も重要!
ここでは、さらに必要な準備を紹介します。
ライフジャケット
万が一の落水事故で、生存確率を上げるのが「ライフジャケット」。大人ももちろんですが、特に子どもには必ず着用させましょう。
初心者の方は、「ベルトタイプ」の「自動膨張式」がおすすめ。また、「桜マーク」のついたライフジャケットなら、渡船や船釣りにも使えて便利です!
■管理人イチオシのライフジャケット!
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■子ども用におすすめのライフジャケット!
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帽子・サングラス
釣りをしていると、自分や他人の不注意で釣り針が飛んでくることもあります。身を守るためには、「帽子」と「サングラス」が必要!日差しからも守ってくれるのがポイントです。
また、サングラスの中でも、「偏光サングラス」には「水の中が見やすくなる」という効果もあります!
■管理人イチオシの帽子!
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■管理人イチオシのサングラス!
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釣り動画のチェック
釣りビジョンVODなら、7,000本以上の豊富な釣り動画が視聴できます。サビキ釣りはもちろん、磯釣りやソルトルアー、船釣りなど、幅広いジャンルの動画が用意されているので、あなたの趣向にマッチした釣り動画を楽しめるでしょう。
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引用元:釣りビジョンVOD公式サイト
たとえば、上記の『わくわくファミリーフィッシング』でもアジ狙いのサビキ釣りが特集されているので、楽しめること間違いなしです!
料金は月額1,320円(税込)ですが、初回の方は14日間無料でみることができるのも魅力!
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サビキ釣りの道具をそろえて釣りを楽しもう!
サビキ釣りは、簡単で釣果も期待できるスタイルです。今回紹介した道具をそろえれば、あなたもサビキ釣りを楽しむことができますよ!
サビキ釣りで、たくさん魚を釣りましょう!
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※掲載情報は、2023年4月時点のものです。
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