「仕掛けの種類が多すぎて、何を買えばいいかわからない！」と、お困りですか？釣具店を訪れると、仕掛けは壁一面にディスプレイされており、幅広い商品がラインナップされています。
狙いたい魚や挑戦してみたい釣り方にあわせてぴったりの製品を選ぶ必要があるため、初心者の方が自分にあった仕掛けを選ぶのは難しいでしょう。
そこでこの記事では、初心者の方に向けて海釣りの仕掛けについて解説していきます。おすすめの仕掛けや仕掛けの使い方についても解説しているので、最後まで読んで、仕掛けを選ぶ際の参考にしてください。
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【初心者向け】海釣りの仕掛けとは？
仕掛けとは、魚を釣るためのシステムのことです。釣り針、糸（ハリス）、オモリなどを組み合わせて作り、道糸の先に取り付けます。
サビキ釣り仕掛けやウキ釣り仕掛けなど、釣り方にあわせたさまざまな仕掛けがあり、堤防用や船釣り用など用途にあわせて選んで使用します。
海釣りの仕掛け一覧｜防波堤で使用する仕掛けの種類と選び方
仕掛けは、釣り方にあわせたさまざまな種類があります。以下は、代表的な仕掛けの種類です。
- サビキ釣り仕掛け
- 胴付き（胴突き）仕掛け
- 投げ釣り（ちょい投げ）仕掛け
- ウキ釣り仕掛け
- ルアー釣り仕掛け など
撒き餌用のカゴを付けるサビキ釣り仕掛けや、近場を効率的に探る胴付き（胴突き）仕掛け、遠投に向いた（ちょい）投げ釣り仕掛け、特定のタナを狙いやすいウキ釣り仕掛けなどは使用する人が多く人気があります。
またエサ釣りとは別ジャンルとして扱われることも多いですが、ルアー釣りも人気のスタイルです。
仕掛けの選び方のポイント｜一番釣れる釣り方は？
釣り場や狙いたい魚種によって、選ぶ仕掛けが異なります。以下を目安に自分にあった仕掛けを選びましょう。
- サビキ釣り仕掛け → 回遊してくるアジやイワシ、サバなどを狙いたい場合に使用
- 胴付き（胴突き）仕掛け → 堤防際にいるカサゴやメバルなどを狙いたい場合に使用
- 投げ釣り（ちょい投げ）仕掛け → 沖にいるキスやハゼ、カレイなどを狙いたい場合に使用
- ウキ釣り仕掛け → 特定のタナ（層）を狙いサヨリやメジナ、クロダイなどを狙いたい場合に使用
- ルアー釣り仕掛け → フィッシュイーターであるシーバス（スズキ）や、ブリ・カンパチといった青物などを狙いたい場合に使用
初心者のうちは状況にマッチした仕掛けを選ぶのが難しいケースもありますが、慣れてきて仕掛けを使い分けられるようになると、より釣果が期待できるでしょう。
堤防釣り初心者は何釣りがいい？｜一番釣れる釣り方とは
釣り初心者の方は、サビキ釣りや胴付き（胴突き）といった釣り方がおすすめです。どちらも比較的簡単に挑戦でき、堤防の足元に落とすだけでさまざまな魚に出会えます。
仕掛けの構造もシンプルなので、迷わずにセッティングもできるでしょう。
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サビキ釣りの仕掛け｜アジが一番釣れる仕掛けはコレ！
簡単、仕掛けを落とすだけでさまざまな魚が狙えるサビキ釣りです。
まずは、サビキ釣りで使用する仕掛けについて解説し、おすすめの仕掛けを紹介します！
サビキ釣りとは？
サビキ釣りとは、撒き餌を使って魚を寄せ、エサに似せた針を使って魚を誘う釣り方です。撒き餌の効果でさまざまな魚を手軽に狙えるため、初心者からベテランまで幅広く人気があります。
サビキ釣りをするには何が必要？
サビキ釣りを楽しむなら、仕掛けセット以外に釣竿やリールなどの道具も必要です。サビキ釣りに必要な道具を詳しく解説した記事もあるので、ぜひそちらもお読みください。
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サビキ釣りの仕掛けの作り方
サビキ釣りでは、魚に喰わせるサビキ針、魚を寄せるコマセ（エサ）、コマセを水中で撒くためのアミカゴ（必要に応じてオモリ）を組み合わせた仕掛けを使用します。
アミカゴは上に取り付けるタイプと下に取り付けるタイプがありますが、初心者の方は、下に取り付けるタイプが使いやすいのでおすすめです。
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サビキ釣りの主なターゲット
サビキ釣りでは、以下のような魚が主なターゲットとなります。
- アジ
- イワシ
- サバなど
サビキ釣りのやり方
サビキ釣りは、水中でアミカゴの中のコマセを放出して魚を寄せます。撒いたコマセに、サビキ針を同調させるのがポイントです。
■管理人おすすめサビキ釣り解説動画
おすすめのサビキ釣り仕掛け
管理人のおすすめは、リアルアミエビとパックンカゴ、コマセにはアミ姫です。
おすすめのサビキ針｜小アジ専科 リアルアミエビ／ハヤブサ
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おすすめのアミカゴ｜パックンカゴ／プロマリン
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おすすめのコマセ｜アミ姫／マルキュー
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胴付き（胴突き）の仕掛け
足元にいるカサゴや、カワハギなども狙える胴付き（胴突き）です。
次に、胴付き（胴突き）で使用する仕掛けについて解説し、おすすめの仕掛けを紹介します。
胴付き（胴突き）とは？
胴付き（胴突き）とは、仕掛けを落として海底付近の魚を中心に狙う釣り方です。投げ釣りのようにキャスト操作がいらないため、初心者でも手軽に遊べます。
胴付き（胴突き）の仕掛けの作り方
胴付き（胴突き）では、エサを付ける釣り針と、仕掛けを落とすためのオモリを組み合わせて使用します。とてもシンプルな仕掛けなので、扱いやすいのもポイントです。
胴付き（胴突き）の主なターゲット
胴付き（胴突き）では、以下のような魚が主なターゲットとなります。
- カサゴ
- メバル
- カワハギなど
胴付き（胴突き）のやり方
胴付き（胴突き）は、基本的には足元の堤防際に仕掛けを落として待つだけです。堤防際に潜む魚が、エサに気づくと食いついてきます。
■管理人おすすめ胴付き（胴突き）解説動画
おすすめの胴付き（胴突き）仕掛け
管理人のおすすめは、堤防メバル五目とナス型オモリです。
おすすめ胴付き（胴突き）仕掛け｜堤防メバル ベーシックモデル胴突
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おすすめオモリ｜パックオモリナス型／第一精工
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投げ釣り（ちょい投げ）の仕掛け
遠投して、沖の方にいる魚を狙える投げ釣り（ちょい投げ）。
続いて、投げ釣り（ちょい投げ）で使用する仕掛けについて解説し、おすすめの仕掛けを紹介します。
投げ釣り（ちょい投げ）とは？
投げ釣り（ちょい投げ）とは、仕掛けを遠投して離れた場所にいる魚を誘う釣り方です。キャスト（投げる）動作がある分、サビキ釣りより難度が高くなります。
ちょい投げって何？
ちょい投げ釣りは、基本的には投げ釣りです。仕掛けを遠投するか、比較的手前に投げるかといった飛距離に違いがあります。遠投が必要ないため、短いロッドや軽いオモリでも手軽に楽しめます。
投げ釣りが禁止されているときの対処法は？
釣り場によっては、投げ釣りが禁止されていることも多いです。投げ釣りが禁止されている場合、ルアーなどキャスティング動作が必要な釣りは避け、サビキ釣りや胴付き（胴突き）、ウキ釣りなどを楽しみましょう。
投げ釣り（ちょい投げ）の仕掛けの作り方
投げ釣り（ちょい投げ）では、エサを付ける釣り針と、遠投向きのオモリである天秤を組み合わせて使用します。
キャスト（投げる）動作が必要なため、他の釣り方より難度が上がりますが、その分狙える範囲が大きく広がるのがポイントです。
投げ釣り（ちょい投げ）の主なターゲット
投げ釣り（ちょい投げ）では、以下のような魚が主なターゲットとなります。
- キス
- カレイ
- ハゼなど
投げ釣り（ちょい投げ）のやり方
投げ釣り（ちょい投げ）は、キャストで沖のポイントを狙います。まずは安全にキャストができるよう練習しましょう。
■管理人おすすめ投げ釣り（ちょい投げ）解説動画
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おすすめの投げ釣り（ちょい投げ）仕掛け
管理人のおすすめは、投げ釣り+α フグの歯対策 投げ五目とミニジェット天秤です。
おすすめの投げ釣り（ちょい投げ）仕掛け｜投げ釣り+α フグの歯対策 投げ五目／ハヤブサ
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おすすめの天秤｜ミニジェット天秤／FUJI
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ウキ釣りの仕掛け
ウキの位置をコントロールして、特定のタナ（ウキ下〜釣り針までの長さ）を狙うことができるのがウキ釣りです。
続いて、ウキ釣りで使用する仕掛けについて解説し、おすすめの仕掛けを紹介します。
ウキ釣りとは？
浮き釣りとは、ウキを使って仕掛けの高さをコントロールしながら魚を狙う釣り方です。狙ったタナに仕掛けを落とせるので、さまざまな魚を狙えます。
ウキ釣りの仕掛けの作り方
浮き釣りでは、エサを付ける釣り針と、水面に浮かべてタナを決めるウキ、釣り針を沈めるガン玉、ウキの位置を決めるウキ止めなど、さまざまな道具を組み合わせて使用します。
根がかりしにくいというメリットがありますが、タナが違うとなかなか釣れないという細かな調整が必要な釣りでもあるので注意も必要です。
ウキ釣りの主なターゲット
ウキ釣りでは、以下のような魚が主なターゲットとなります。
- サヨリ
- クロダイ
- メジナなど
ウキ釣りのやり方
ウキ釣りは、タナ（層）の設定がキモです。狙いたい魚のいるタナを探し、集中的に狙いましょう。
ウキ釣り仕掛けの付け方
浮き釣りの仕掛けは、以下のように付けます。
- 道糸（メインライン）と仕掛けのチチワを結ぶ
- 台紙から糸を取り出す
■管理人おすすめのウキ釣り解説動画
おすすめのウキ釣り仕掛け
管理人のおすすめは、コンパクトロッド 簡単ウキ釣りセット(堤防用) でし
おすすめのウキ釣り仕掛け｜コンパクトロッド 簡単ウキ釣りセット／ハヤブサ
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浮き釣りは必要な道具が多いので、初心者の方はセットになっているものを買うのが圧倒的におすすめ！
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ルアー釣りの仕掛け
エサではなく、擬似餌を使用するのがルアー釣りです。
最後に、ルアー釣りで使用する仕掛けについて解説し、おすすめの仕掛けを紹介します。
ルアー釣りとは？
ルアー釣りでは、擬似餌を使用します。基本的には擬似餌を動かしながら魚にアピールを行い、エサと間違えて食ってきた魚を釣り上げます。
狙う魚種にあわせてさまざまなルアーを使用し、操作方法もルアーごとに異なるため注意が必要です。
ルアー釣りの仕掛けの作り方
ルアー釣りでは、ルアー（擬似餌）を使用します。ベテランになると追加でオモリなどを使用するケースもありますが、初心者の方はまずは単体で使用できるルアーからマスターしていきましょう。
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ルアー釣りの主なターゲット
ルアーでは、以下のような魚が主なターゲットとなります。
- シーバス（スズキ）
- アジ
- イカなど
ルアー釣りのやり方
ルアー操作の基本は、ただ巻き（リトリーブ）です。まずはただ巻きでアピールできるルアーを使用して、さまざまな魚種を狙うのをおすすめします。
■管理人おすすめのルアー釣り解説動画
おすすめのルアー釣り仕掛け
管理人のおすすめは、マキッパです。
おすすめルアー｜マキッパ／メガバス
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便利な仕掛けセット
ここまでで、おすすめの仕掛けを紹介してきましたが、実は多くの仕掛けは浮き釣りで紹介したようなセットで販売されているものも多くあります。バラバラにそろえるのが面倒という方は、仕掛けセットを買うのもおすすめです。
おすすめのサビキ釣り仕掛けセット｜小アジ専科 下カゴサビキセット リアルアミエビ／ハヤブサ
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おすすめの投げ釣り（ちょい投げ）仕掛けセット｜かんたん投げ釣りセット 立つ天秤／ハヤブサ
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仕掛けの結び方｜釣り初心者でも簡単にできる結び方は？
仕掛けを道糸と結ぶには、ユニノットを覚えておくと便利です！
■おすすめのユニノット解説動画はこちら！
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釣竿とリールの選び方｜初心者には何が必要？
ここでは初心者の方でも使いやすい、さまざまな仕掛けに対応できる万能竿とリールを紹介します。
釣竿とリールの選び方のポイント
釣竿とリールは、以下の基準で選ぶのがおすすめです。
- 釣竿…磯竿・3号程度・4〜4.5m程度
- リール…スピニングリール・2500〜3000番サイズ
上記の釣竿とリールなら、幅広いエサ釣りに対応できます。
おすすめの釣竿とリール
おすすめの釣竿｜ホリデー磯 3号 400PTS／シマノ
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おすすめのリール｜FX C3000／シマノ
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仕掛けを使ってたくさん魚を釣ろう！
釣りを楽しむためには、仕掛けについての知識も必要不可欠です。今回紹介した仕掛けを使えば、きっと魚を釣れるようになります。仕掛けを使いこなし、たくさん魚を釣ってください。
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