釣り初心者にとって、いきなり釣具屋に行くのはハードルが高いもの。
できることなら、わざわざ釣具屋に行かなくても、安くていい道具をそろえたいという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、海釣りにどのような道具が必要かを解説し、管理人おすすめアイテムを紹介していきます。
初心者の方にもわかるよう丁寧に解説していますので、この記事を読めば釣りに必要な道具がしっかり理解できますよ!
道具をそろえれば、あなたも釣り人の仲間入り!
釣り初心者こそ道具選びが大切な理由とは?

釣りをはじめるとき、初心者にとって最初の壁となるのが「道具選び」です。
必要な道具を理解するメリットは2つ!
- 道具選びで失敗しない
- 余計な道具を買わなくて済む
道具選びで失敗してしまうと、釣りが成立しないこともあります。ワカサギ釣りの道具では、マグロ狙いは難しいでしょう。
道具への理解を深め、やりたい釣りにマッチした道具をそろえることが重要です。
また、釣りをはじめるにあたり、予算が限られている方も多いでしょう。必要な道具がわかれば、あれもこれもと余計な道具を買う必要がなくなるので、コストを抑えることが可能になります。
スムーズに釣りをはじめるために、必要な道具をしっかりと理解しましょう!
釣り初心者がそろえたい道具一覧|釣り初心者は何を買えばいい?

釣り竿やリールなどの代表的な釣具をはじめ、釣りにはさまざまな道具が必要です。
そこで海釣りをベースに、初心者に必要な道具を一覧で紹介します。
マストでそろえたい道具|釣り道具一式の名前
釣りを成立させるために、マストで必要な道具は以下の通りです。
- 釣り竿(ロッド)
- リール
- 釣り糸(ライン)
- 仕掛け
- エサ
- ハサミ
- プライヤー
- フィッシュグリップ(魚バサミ)
- バッカン(バケツ)
- ゴミ袋(ビニール袋)
- タオル
そして、安全に釣りをするためには、以下の道具も必要です。
- ライフジャケット
- 帽子
- サングラス
まずは、以上の道具からそろえるのがおすすめ!加えて、日焼け止めクリームも持っていくといいでしょう。
これだけそろえば、とりあえず釣りをすることが可能になります!
あれば便利な道具
次に、あれば釣りが快適になる、便利な道具は以下の通りです。
- タモ網
- クーラーボックス
- タックルバッグ・タックルボックス(釣具ケース)
- ロッドケース
- 小物用クリアケース
- サルカン(スナップ)
- 針外し
そして、一見釣りとは関係なさそうな便利な道具もあります。
- ウェットティッシュ
- 雨具
- 折り畳み式チェア
これらの道具は、一旦後回しでも問題ありません。とはいえ、マストで必要な道具を選んだ頃には、おそらく欲しくなっているでしょう。
エサの臭いなど、手につくのが苦手な方は、臭いが消えるティッシュがおすすめ!
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釣りをはじめる前に決めておきたい3つのポイント
釣り道具は、各社でさまざまなものが販売されているため、目的に合わせて種類やサイズなどを選ぶ必要があります。
ここでは、釣り道具選びの3つのポイントを紹介します。
釣りたい魚は?
どんな魚を狙うかによって、釣り竿や釣り針などは選び方が大きく異なります。釣りたい魚を見据えることは、とても重要。
とはいえ、「よくわからないし、何か釣れればいい」、「わかんないけど、とりあえずアジとか?」という方も多いでしょう。
実は、初心者はそれでもいいんです!
実際に楽しむ中で、少しずつ釣りたい魚に合わせた道具選びをしていきましょう!
この記事では、できるだけ幅広い釣りに対応できる道具を紹介しています!ご安心ください!
≫海で釣れる魚について解説している記事もあります!

エサ釣り?ルアーフィッシング?
釣りの方法は大きく2種類、「エサ」を使った釣りと「ルアー」を使った釣りがあります。
エサ釣りなら「仕掛け」をそろえる必要がありますし、ルアーフィッシングなら「ルアー」が必要です。また、エサ釣り用の竿とルアーフィッシング用の竿では、仕様が大きく異なります。
どちらの釣りをはじめたいのか、はたまた両方挑戦してみたいのか、道具を選ぶ前に決めておきましょう!
初心者こそしっかり釣り道具の予算を決めておく
釣りの道具はピンキリなので、予算はあるに越したことはありません。
とはいえ、いきなり初心者が10万円のタックルを使用しても、あまりその価値がわからなかったり、エキスパート向けであるためにむしろ使いにくいと感じたりすることもあります。
初心者の方は、5,000〜30,000円くらいの間で予算を設定するといいでしょう。
≫釣具の予算について詳しく解説している記事もあるのでそちらもお読みください。

初心者なら釣り道具のセットがお得
釣り道具をそろえるには、バラバラにそろえる方法と入門セットを活用する方法があります。
「ある程度こだわって選びたい!」という方は、バラバラにそろえる方法がおすすめ。
一方、「さっさと道具を集めて釣りをしたい!」「道具集めはコスパを重視したい!」という方は、入門セットを活用しましょう!
≫初心者におすすめの釣り入門セットをまとめた記事もあるので、そちらもぜひお読みください。

≫入門セットでも有名メーカーの道具にこだわりたい方は、シマノ・ダイワそれぞれのセットをまとめた記事もあるのでそちらもお読みください。


釣り初心者におすすめの釣り竿(ロッド)

ここからは、おすすめの釣り道具を個別に紹介していきます。
釣り道具といえば、「釣り竿(ロッド)」を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。快適な釣りをするためには、釣り竿(ロッド)選びが重要です。
まずは、釣り竿(ロッド)選びのポイントを解説し、管理人のおすすめを紹介していきます!
釣り竿(ロッド)選びのポイント
釣り竿(ロッド)は、釣りをする場所やスタイルにあわせて選ぶことが重要です。
どんな釣りがしたいか決まっている場合
ルアーでアジ釣りをしたいなら「アジングロッド」、浮きフカセ釣りでメジナを狙いたいなら「1.5〜2号くらいの磯竿」というように、釣り方ごとに専用設計された竿があります。
どんな釣りをするか決まっているなら、迷わず専用ロッドを購入しましょう。
海釣りを幅広く楽しみたい場合
海釣りを幅広く楽しみたいなら、「磯竿」がおすすめ!サビキ釣りはもちろん、ちょい投げ釣りや浮き釣りなど、幅広いエサ釣りに対応可能です。
一方、エサ釣りだけでなく、ルアーフィッシングも楽しみたい方は「エギングロッド」がおすすめです。イカ釣り用のロッドですが、幅広いルアーを使用でき、エサ釣りにも対応できます。
また、「シーバスロッド」も汎用性の高さから人気があります。エギングロッドよりパワーがあるので、大物狙いをしたい方や、イカ釣りに興味がない方はシーバスロッドから選ぶのがおすすめです。
堤防釣りでは竿を何本持ち込めばOK?
堤防の釣り人を見渡していると、釣竿を何本も使用して置き竿している釣り人も散見されます。しかし、あまりにたくさんの釣竿を使用するのはマナー違反!
釣り場によっては、竿の持ち込み制限を設けている場合もあります。
初心者の方は、まずは一本持ち込めば十分。釣りを楽しむうちに予備用や趣向の違う竿を揃えるなど、合計2〜3本持ち込めば幅広い状況に対応できますよ!
川釣りを楽しみたい場合
川釣りなら「延べ竿」がおすすめ!テンカラや浮き釣りなど、幅広く楽しめます。
一方、管理釣り場でルアーフィッシングを楽しみたい方なら「エリアトラウトロッド」、フライフィッシングをはじめてみたい方なら「フライロッド」というように、やりたい釣りが決まっている方は専用ロッドから選びましょう!
磯竿
「ルアーは興味ない!」、「エサ釣りを万能にこなせる釣り竿がほしい!」という方は、磯竿がおすすめ!
太さ「3号」・長さ「350〜450cm」くらいが扱いやすいですよ!
磯竿は長さがあるため、子ども用の最初の1本にはあまり向かないので注意!
子ども用には、このあと紹介するコンパクトロッド(モバイルロッド)がおすすめです!
おすすめの磯竿
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エギングロッド
「なんでもできる万能ロッドがほしい!」、「軽くて扱いやすい釣り竿がいい!」、「将来的には、エギング(イカ釣り)もやってみたい!」という方は、エギングロッドがおすすめ!
基本的には硬さ「M(ミディアム)」・長さ「8.3ft」くらいが扱いやすいですが、女性であれば「ML(ミディアムライト)」がいいでしょう。
身長の高い男性は、長さを「8.6ft」にするのもアリです!
おすすめのエギングロッド
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シーバスロッド
「なんでもできる万能ロッドがほしい!」、「イカには興味がない!」という方はシーバスロッドがおすすめ!エギングロッド同様、エサ・ルアー問わず幅広く対応できます。
硬さ「ML(ミディアムライト)」・長さ「8.6ft」くらいが扱いやすいのでおすすめです。
エギングロッドより、パワーがあるのが特徴!大物相手でも、比較的安心してやり取りができます!
ちなみに、女性はエギングロッドの方が扱いやすいと思いますよ!
おすすめのシーバスロッド
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コンパクトロッド(モバイルロッド)
「持ち運びやすい釣り竿がほしい!」、「子どもでも使いやすい釣り竿を探してる!」という方は、コンパクトロッド(モバイルロッド)がおすすめ!
初心者の方は継ぎ目の多い「マルチピース」より、スルスル出して使える「振り出し(テレスコピック)」の方が扱いやすいでしょう。
磯竿系なら「10号」、ルアーロッド系なら「30g」くらいまでの重さに対応しているモデルを選ぶと幅広く活躍できますよ!
コンパクトロッドは、電車やバスでの移動も簡単!
さらに、仕舞寸法60cm以下なら、多くの航空会社の基準にもクリアできます!
おすすめのコンパクトロッド(モバイルロッド)
■磯竿系おすすめコンパクトロッド!
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■ルアーロッド系おすすめコンパクトロッド!
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■子ども用におすすめのコンパクトロッド!
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延べ竿
延べ竿は、リールを取り付けないタイプの釣り竿です。
選ぶ際は、立って竿を持ったときに竿先がギリギリ水面につけられるくらい(海面〜足場+1〜2m)の長さが基準となります。最初の1本目は最低でも3m以上あるものを選びましょう。
また、調子は扱いやすい「先調子(7:3)」がおすすめです!
おすすめの延べ竿
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≫おすすめの釣り竿(ロッド)をまとめた記事もあるのでそちらもぜひお読みください。

釣り初心者におすすめのリール

実は、釣り竿(ロッド)と同じくらい重要な道具が「リール」。しかし、本気で選ぼうと思うと実は一番難しいのもリールです。
そこで、初心者の方でも簡単に選べるようになるために、リール選びのポイントを解説し、おすすめのリールを紹介していきます!
リール選びのポイント
リールには、「スピニングリール」と「ベイトリール」の大きく2種類があります。初心者の方はスピニングリールを選びましょう。
ベイトリールはブレーキ設定などの細かな調整が多く、上手に使えなければバックラッシュという糸絡みトラブルがおきます。連発すれば、釣りどころではありません。
一方、スピニングリールは構造がシンプルなので、トラブルが少ないです。まずはスピニングリールで釣りに慣れ、その後必要であればベイトリールにも挑戦してみましょう!
スピニングリール
スピニングリールを選ぶポイントは3つ、「種類」・「大きさ」・「ギア比」です!
リールの種類
スピニングリールには、「遠投用」、「ライトゲーム用」など、いろいろな種類があります。
初心者の方は、「釣種専用」ではなく「汎用」タイプのリールから選ぶのがおすすめです!
エギングロッドを買う予定なら「エギング用」、シーバスロッドを買う予定なら「シーバス用」もアリです!
しかし、値段がそこそこ高いのでご注意を…。
リールの大きさ
リールの大きさを「番手」といい、使用するロッドにあわせて選びます。
- 磯竿…2500〜3000番
- アジング(ライトゲーム)ロッド…1000〜2000番
- エギングロッド…2500〜3000番
- シーバスロッド…2500〜4000番
- エリアトラウト…1000〜2000番
上記を目安にして、購入するロッドにあわせた番手を使用しましょう。
とはいえ、比較的万能に使える番手を探している方もいるでしょう。メーカーごとの汎用性の高い番手は以下となっています。
- シマノ…「C3000」
- ダイワ…「LT3000-C」(もしくは、旧2500番台)
- アブガルシア…「2500」
だいたい「2500〜3000番」と覚えましょう。上記の番手なら、磯竿、エギングロッド、シーバスロッドにぴったりなので、幅広い釣りに対応できます。
リールのギア比
ギア比には「ノーマルギア」と「ハイギア」の大きく2種類があり、「ハンドル1回転で巻き取るラインの量」が違います。
メーカーや大きさによっても異なりますが、だいたい10〜15cm程度「ハイギア」の方が1回転で多く巻き取りが可能です。
リールによっては、ノーマルギアよりギア比の低い「ローギア」、ハイギアよりギア比の高い「エクストラハイギア」などもあります。
正直なところ、好みなのでどちらでも大丈夫です。しかし、「それでは困る!」という方もいるでしょう。
有名なセオリーとしては、「エサ釣りはノーマルギア(もしくはローギア)、ルアーはハイギア」といわれています。
ただ、リールの種類や番手によっては、ギア比が選べないことも少なくありません。「選べるなら、セオリーに合わせてみようかな?」くらいに考えておくのがおすすめです。
おすすめのリール
■お手頃価格の糸付きリール!
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■管理人イチオシのリール!
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≫リールについて詳しく解説している記事もあります!

釣り初心者におすすめの釣り糸(ライン)

最初から糸付きのリールを買うのも便利ですが、釣り糸(ライン)にもこだわれるのが釣り道具。
ここでは、ライン選びのポイントを解説し、初心者におすすめの釣り糸(ライン)を紹介します!
ライン選びのポイント
釣りで使用されるラインは、大きく以下の4種類です。
- ナイロンライン…伸びやすく、トラブルが少ない
- フロロカーボンライン…あまり伸びず、こすれに強い
- エステルライン…あまり伸びず、感度がいい
- PEライン…あまり伸びず、直線強度が強い
最近はどのような釣りでもPEラインが使用されることが多いですが、初心者の方には「ナイロンライン」がおすすめ!
トラブルが少ないので、糸絡みなどをあまり気にせず釣りを楽しめます。
PEラインなど他の素材は、釣りに慣れてから使用するといいでしょう。
ナイロンライン
「ナイロン」は、初心者におすすめの汎用性の高いラインです。柔らかく伸びやすい素材でできているので、とにかく扱いやすいのが特徴。ライントラブルが起きにくいことや、価格が安いのも魅力です。
幅広い釣りで使用するなら、太さは「3号」を選ぶのがおすすめ!
エサ釣りだけの予定なら、ナイロン一択!
ルアーをする予定の方も、ナイロンからはじめるのがおすすめです!
おすすめのナイロンライン
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PEライン
ルアーフィッシングをメインに考えている方は、どうしてもPEラインではじめたいということもあるでしょう。
「PEライン」とは繊維が編み込まれた糸のことで、強度の強さが特徴となっています。キビキビと操作しやすいため、特にルアーフィッシングで人気。
編み込まれる本数が多くなるほど強度が強くなりますが、初心者の方は使いやすい「4本編み」がおすすめです。
太さは、エギングロッドの予定なら「0.8号」、シーバスロッドやコンパクトロッドの予定なら「1.0号」を選びましょう。
最近はPEラインも進化し、エギングは「0.6号」、シーバスは「0.8号」で十分という人もいるでしょう。しかし、それは中級者以上の話!
初心者は根がかりのリスクが高いので、回収確率を上げるため当サイトでは太めのラインをおすすめします!
おすすめのPEライン
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リーダーとは?
実は、PEラインは単独ではあまり使われません。PEラインには「引っ張り強度に強い」というメリットがある一方で、「こすれに弱い」という弱点もあります。
そこでフォローのために使われるのが、「(ショック)リーダー」です。PEラインの先にリーダー(別の素材のライン)を結束し、PEラインが海底や岩などに直接当たらないよう防ぐ役割をします。
エギングロッドやシーバスロッドであれば、だいたい1.5m分結束するのが一般的。
PE0.8号なら「フロロカーボンの2.5号(10lb)」、1.0号なら「フロロカーボンの3号(12lb)」を結びつけるのがおすすめです!
リーダーを結束するのは難しいため、初心者の方は努力が必要。
がんばって結束方法を覚えるのが一般的ですが、結束が簡単な「リーダー&スナップ」を使用するという手もあります!
≫ルアーフィッシングに必要なラインの結び方について詳しく解説している記事もあるのでそちらもぜひお読みください。

おすすめのリーダー
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■結束が簡単!リーダー&スナップ!
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釣り初心者におすすめのサルカン(スナップ)

「サルカン(スナップ)」とは、ラインの先に付けて使用する接続金具のことです。「仕掛けやルアー」と「ライン」を直結するなら不要ですが、あれば「仕掛けやルアー」の交換が楽になります。
そこで、おすすめのサルカン(スナップ)を紹介します!
スナップ付きサルカン
エサ釣りなら「スナップ付きサルカン」がおすすめ!サルカン部分が回転するため、糸ヨレ防止にも役立ちます。
サイズは「10」号くらいが扱いやすいのでおすすめです。
おすすめのスナップ付きサルカン
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≫仕掛けの結び方をくわしく知りたい方は以下の記事で詳しく解説しています。

スナップ
ルアー派には、「スナップ」がおすすめ。幅広いルアーに対応させるなら、細長いタイプが使いやすいです。
サイズは「1」号くらいが扱いやすくておすすめ!
エギングを中心にする予定なら、エギング用のスナップがおすすめ!
しかし、特殊な形状をしており、ルアーの中にはうまく付けられないものがあるため注意しましょう!
おすすめのスナップ
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■比較的幅広く使えるおすすめのエギング用スナップ!
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≫ルアーの付け方を紹介している記事もあります!

釣り初心者におすすめの仕掛け

「どのような魚を釣りたいか?」によって使い分けたいのが、「仕掛け」です。初心者の方は「サビキ釣り」からはじめ、少しずつ仕掛けの幅を広げるのがおすすめ。
ここでは、初心者でも挑戦しやすい「サビキ釣り」、「(ちょい)投げ釣り」、「胴付き(胴突き)」のおすすめ仕掛けを紹介します。ルアー派の方も、ワンセットずつあると便利ですよ!
サビキ釣り
「サビキ釣り」は、「サビキ針(エサに見えるようにした針)」と「アミカゴ(撒き餌入れ)」を使用し、撒き餌をして魚を寄せる釣り方です。「アジ」や「サバ」、「イワシ」など、幅広い魚が狙えます。
針の大きさは魚に合わせるのがセオリーですが、初心者の方は「5号」あたりがおすすめ!
また、アミカゴはオモリ一体型の「下カゴ」タイプが使いやすいです。
おすすめのサビキ釣り仕掛け
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■面倒な方にはセットのサビキ仕掛けも!
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≫サビキ釣りの道具についてもっと知りたい方は以下の記事もぜひチェックしてください。

(ちょい)投げ釣り
「(ちょい)投げ釣り」は、「天秤」というオモリを使い、仕掛けを飛ばして沖にいる魚を狙う釣り方です。「カレイ」や「シロギス」、「ハゼ」など、多様な釣果が期待できます。
初心者の方は、針の大きさは「7号」、天秤の重さは「8号」あたりがおすすめ!
混雑している釣り場では、「おまつり」しないよう注意しましょう!
おすすめの(ちょい)投げ釣り仕掛け
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■面倒な方にはセットの投げ釣り仕掛けも!
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胴付き(胴突き)
「胴付き(胴突き)」は、仕掛けを真下に落とし、足元の魚を狙う釣り方です。「カサゴ」や「メバル」などの根魚を中心に、運が良ければ「カワハギ」に出会えることも。幅広い魚が狙えます。
初心者の方は、針の大きさは「9号」、オモリは「ナス型」の「5号」あたりがおすすめです!
おすすめの胴付き(胴突き)仕掛け
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■面倒な方にはセットの胴付き仕掛けも!
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≫おすすめの仕掛けをもっと見たい方は以下の記事もぜひお読みください。

釣り初心者におすすめのルアー

「ルアー」とは、擬似餌のことです。エサ釣りが魚を寄せる「待ちの釣り」であるのに対し、ルアーフィッシングは、誘って喰わせる「攻めの釣り」といえます。
そこで、海釣りで人気のある、初心者でも扱いやすい「メタルジグ」、「メタルバイブレーション」、「ジグヘッド+ワーム」、「エギ」のおすすめを紹介します!
メタルジグ
「メタルジグ」は、小魚を模した金属製のルアーです。メタルジグを使った釣りを「ジギング」、特にショア(陸)で行うジギングを「ショアジギング」と呼びます。
青物を中心に、幅広い魚種が狙えるのが特徴です。
初心者の方は「センターバランス」のオーソドックスなメタルジグか、リールを「巻くだけ」で使えるタイプがおすすめ!重さは「10〜20g」あたりが使いやすいです。
管理人のおすすめカラーは、「イワシカラー(青+銀)」と「赤金」!
特に、朝・夕マズメの「赤金」は強い味方です!
おすすめのメタルジグ
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■巻くだけで釣れるメタルジグ!
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メタルバイブレーション
「メタルバイブレーション」も、小魚を模した金属製のルアーです。メタルジグとはルアーの動きが異なり、ブルブルと震えてアピールします。
投げて巻くだけなので、初心者でも簡単に扱えるのが特徴!シーバスを中心に幅広い魚種を狙えます。
初心者の方は「25g前後」が扱いやすくておすすめ!
管理人のおすすめカラーは、「ブルピン(青+ピンク)」です!
おすすめのメタルバイブレーション
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ジグヘッド+ワーム
「ワーム」は、小魚を模した柔らかい素材のルアーです。「ジグヘッド」というオモリ付きの針と組み合わせて使用します。
しなやかに動くので、金属やプラスチックなどの硬いルアーに比べ、自然な動きで魚を誘うのが特徴です!
こちらも投げて巻くだけなので、初心者でも扱いが簡単!サイズの小さいものはアジやメバル狙いに使用されることが多く、サイズの大きいものはシーバスやヒラメなど、幅広い魚種を狙えます。
初心者の方は「15g前後」が扱いやすくておすすめ!
管理人のおすすめワームカラーは、「クリアー(透明)」です!
おすすめのジグヘッド+ワーム
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エギ
「エギ」は、イカ狙い専用のルアーです。跳ね上げるアクションで誘い、イカに抱かせます。
アオリイカやコウイカなどが、メインターゲットです。
初心者の方は、大きさ「3.5号」のできるだけベーシックなタイプがおすすめ!
管理人のおすすめカラーは、「ピンク」です!
また、初心者向けに作られたエギもあるので、シャクリに自身のない方にはおすすめ!
おすすめのエギ
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■初心者向けに作られたエギのおすすめ!
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≫ルアーフィッシングについて詳しく解説している記事もあるのでそちらもあわせてお読みください。

釣り初心者におすすめの周辺道具

ここまでで、「釣る」ための道具を紹介してきました。しかし、「準備」や「後片付け」のために必要な道具もあります。
そこで、釣りに必要な周辺道具である「プライヤー」、「フィッシュグリップ」、「ハサミ」、「バッカン(バケツ)」のおすすめを紹介します。
プライヤー
釣れた魚の針を外すために必要なのが「プライヤー」。
針が飲み込まれることもありますし、中には歯が鋭く、噛まれるとケガをしてしまう魚もいるので、プライヤーなどの道具があると便利です。
「Oリング」のハメコミなどにも使用されるので、プライヤーは何かと登場回数が多くなります。
おすすめのプライヤー
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フィッシュグリップ(魚バサミ)
魚が釣れたとき、そのまま素手で触るのは危険です。毒針や毒性の粘液がある魚もいますし、直接触ると弱ってしまう魚もいます。「持ち帰る」・「リリースする」を問わず、釣れた魚は触らずに処理が必要です。
そんなとき便利なのが、「フィッシュグリップ(魚バサミ)」。
フィッシュグリップ(魚バサミ)で魚をつかみ、プライヤーで針を外せば、手を触れず、安全に処理が可能です。
おすすめのフィッシュグリップ(魚バサミ)
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プライヤーとフィッシュグリップは、セットで安くなっていることもありますよ!
■プライヤー&フィッシュグリップ(魚バサミ)!
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ハサミ
「ハサミ」は結び目から出る余分な端糸をカットするときや、ラインが絡まってしまったときなどに使用されます。
基本的にはどのようなハサミでも問題ありませんが、PEラインを使用する場合は「PEライン対応」を選びましょう!
おすすめのハサミ
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プライヤーにハサミ機能が付いていることが多いので、余計な出費を抑えたい方は、ハサミ機能付きプライヤーもおすすめ!
また、魚を捌けるタイプのハサミも便利です!
■魚を捌けるハサミ!
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バッカン(バケツ)
意外と外せない道具が、「バッカン(バケツ)」です。すくった海水で生簀のようにしたり、手を洗ったりと、特にエサ釣り派の方には、かかせません。
また、中でもサビキ釣りは釣りをしていると、エサで場所を汚してしまうことも多いです。そんなときは、バッカン(バケツ)ですくった海水を使い、エサを洗い流してから帰るのがマナー!
おすすめのバッカン(バケツ)
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釣り初心者におすすめのあれば便利な道具

ここまでは、必ず持っていたい道具を紹介しましたが、ほかにも、あると釣りが快適になる道具もあります。
そこで、きっと欲しくなる、あれば便利な道具を紹介します!
タモ網
「タモ網」とは、釣れた魚をすくう網のことです。
海では大きな魚がかかることも少なくありません。無理に抜き上げようとすると、バラしの原因になってしまうことも。そんなときに備え、タモ網を持っておくのがおすすめです。
長さは釣り場にあわせたいところですが、初心者の方は、「5m」あれば多くの釣り場で対応できるでしょう。
おすすめのタモ網
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クーラーボックス
「クーラーボックス」は、釣れた魚を持ち帰る際に便利です。魚は傷みやすいため、鮮度良く持ち帰るためには必須アイテムといえます。また、飲み物を冷やしたままにできるのも、便利です。
初心者の方でも、最低「15L」以上のサイズがおすすめ。それ以下のサイズは、氷だけでいっぱいになるため、小さすぎて不便に感じるでしょう。
魚を直接入れると臭いがとれないため、ビニール袋に入れてからクーラーボックスに詰めるのがおすすめ!
おすすめのクーラーボックス
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タックルバッグ・タックルボックス
「タックルバッグ」と「タックルボックス」は、どちらも釣り道具を入れるためのバッグです。ソフトな素材のものを「タックルボックス」、ハードな素材のものを「タックルボックス」と呼びます。
タックルボックスは重いので、持ち歩くならタックルバッグがおすすめ!「25L以上」のサイズが使いやすいでしょう。
正直なところ、リュックなど、他のバッグでも代用可能です。
釣り人っぽいアイテムがほしい方におすすめ!
おすすめのタックルバッグ
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ロッドケース
釣り竿(ロッド)は、長さもあって持ち運びにくいもの。また、竿の先の方は繊細な作りになっており、丁寧に持ち運ばないと、折れてしまうこともあります。
そういった事態を防ぐためには、「ロッドケース」もあった方が望ましいです。
初心者の方は、リールを付けたまま持ち運べるタイプが便利でおすすめ!
おすすめのロッドケース
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小物用クリアケース
スナップやルアーなど、釣り道具は細々とした小物が多いです。きれいに収納するためには、「クリアケース」があると便利!
「スナップ用ケース」、「オモリ用ケース」、「ルアー用ケース」「使用した仕掛け(ルアー)をまとめるケース」など、ケースごとに収納するれば、ぐちゃぐちゃになりません!
正直、100円均一のクリアケースを使うのもアリです!
おすすめのクリアケース
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釣り初心者におすすめの安全装備と釣り動画

釣りは、安全が約束された遊びではありません。安全に遊ぶためには、準備が必要です。
そこで、さらに釣りを楽しむために、必ず用意しておきたい道具を紹介します。
ライフジャケット
残念なことに、不注意による釣り人の落水事故が、後を経ちません。少しでも助かる可能性を上げるためには、「ライフジャケット」が必要です。
初心者の方は、かさばらない「ベルトタイプ」で、「自動膨張式」がおすすめ。また、「桜マーク」のついたライフジャケットなら、渡船や船釣りでも使えるので便利です!
おすすめのライフジャケット
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■子ども用におすすめのライフジャケット!
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帽子
日差し対策はもちろん、誤って飛んでくる釣り針から頭を守るために必要なのが、「帽子」です。
「キャップ」や「ハット」など、「ツバ」のあるタイプがおすすめ!
釣り場は風が強いことも多いので、「あご紐付き」がおすすめ!
おすすめの釣り用帽子
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サングラス
日差しや、誤って飛んで来る釣り針から目を守るのが、「サングラス」。また、偏光サングラスなら「水の中が見やすくなる」という効果もあります。
まずはレンズが「黒」の「偏光サングラス」からそろえるのがおすすめです!
おすすめの偏光サングラス
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釣り動画を見て予習もしておこう!
釣りビジョンVODなら、7,000本以上の豊富な釣り動画が視聴できます。サビキ釣りはもちろん、磯釣りやソルトルアー、船釣りなど、幅広いジャンルの動画が用意されているので、あなたの趣向にマッチした釣り動画を楽しめるでしょう。
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引用元:釣りビジョンVOD公式サイト
たとえば、上記の『わくわくファミリーフィッシング』でもアジ狙いのサビキ釣りが特集されているので、楽しめること間違いなしです!
料金は月額1,320円(税込)ですが、初回の方は14日間無料でみることができるのも魅力!
まずは公式サイトで気になる番組をチェックしてみましょう!
初心者もおすすめの道具があれば海釣りを楽しめる!
道具選びも、釣りの楽しみ方のひとつ。今回は、おすすめの釣り道具を紹介しました。
紹介した釣り道具をそろえれば、あなたも釣り人の仲間入り!あとは、しっかり釣りを楽しんでください!
また、釣りビジョンVODを活用し、釣り動画をたくさんチェックしてくださいね!
※掲載情報は、2023年4月時点のものです。
お問い合わせはこちら!